プロフィール
絵里(Vibraphone)
鹿児島市生まれ。奄美出身の両親を持ち、クラシックから島唄まで渾然一体となって存在する環境の中で育つ。その後父親の転勤により、種子島〜宮之城〜川内・・と県内各地を転々とする。11歳、ブラスバンド参加をきっかけに打楽器に興味を持つ。その後15歳でマリンバを始める。松陽高等学校卒業後、国立音楽大学へ進学。ヴィブラフォンの音色に魅了される。
大学在学中、様々な演奏活動を展開する中、3361*BLACK企画によるコンサート等への参加で、ジャズ・プロデューサー伊藤秀治氏と出会う。3361*BLACKとは、伊藤氏の総合プロデュースによる音楽プロジェクト。伊藤氏は、マル・ウォルドロン、デューク・ジョーダン等、世界的なベテランミュージシャン達と数多くの制作を手掛ける一方、制作現場をパリに置き、自らプロデュース&ミュージカル・ディレクションを務めるパリ発信レーベル「サ・バ レーベル」を、今日のヨーロッパジャズ・ブームに先駆けて発信し話題を呼ぶ等、名作、話題作を世に送り出してきた。その一方で若手の育成にも力を注ぎ、人材の選抜、育成、作品の制作まで一貫して伊藤氏が手掛ける「3361*BLACK・ミュージシャン」のプランを開始したのもこの頃である。絵里をはじめ、選抜されたメンバーには活躍中のアカペラ・ユニット・XUXU(しゅしゅ)等。伊藤氏は当時より絵里の持つ「ゆらぎ」の感覚に大いに期待を寄せていたという。柔らかさと鋭さ、相反する要素を併せ持ちながら、それを自由に解き放つ「ゆらぎ」である。そしてそのサウンドを可能にした高い技術力。
これらをふまえて、伊藤氏は10年来あたため続けてきたプロジェクトの始動を決意する事になる。そのプロジェクトが今回のヴィブラフォン・セルフ・デュオである。プロジェクト・プランに沿ったサウンドを作り出すべく絵里自らアレンジを手掛け、独特で個性溢れるアレンジで新たな魅力を開花させた。
ファースト・アルバム「limelight」を2004年11月25日、3361*BLACK/徳間ジャパンよりリリース。