プロフィール
平野公崇 (ひらのまさたか:サクソフォン)
正統派クラシックから,現代作品、即興,ジャズまで,幅広いフィールドを縦横無尽に 駆け抜ける新しいタイプの実力派サクソフォニスト。
1970年神奈川県生まれ。東京芸術大学在学中、第7回日本管打楽器コンクール第1位入賞、同大学卒業後パリ国立高等音楽院に入学、サクソフォン科、室内楽科、即興演奏科を最優秀の成績で卒業。在学中にJ-M.ロンデックス国際コンクールを制し、日本人サクソフォニストとして初の国際コンクール優勝者となり、翌年フランス・ボルドーにおいて、オーケストラ・ナショナル・ボルドー・アキテ-ヌの定期演奏会でC.アペルのコンチェルト"It"を世界初演。 Sud-Oues紙の絶賛を浴びる等、華やかなフランスデビューを果たした。同年、パリでギャルトレビュプリケ-ヌ管弦楽団とA・ダラズノフのコンチェルトを共演している。
2000年6月にはコンテンポラリー作品と即興で構成された異色のデビュー・アルバム『ミレニアム』をリリース、レコード芸術誌特選盤,朝日新開「今月の10枚」に選ばれるなど各専門誌や新聞でも広く紹介され、高い評価を得る。
翌年クリヤ・マコト(ピアノ)等のジャズメンとのセッションを収録した『ジュラシック』発売後は、コルル-ン生誕75周年記念ライヴでジョージ・ガゾーン、森山威男らと共演した他、山下洋輔(ピアノ)や坂田明、清水靖晃(サクソフォン) 、渡辺香津美(ギター) 、納浩一(ベース) ,塩谷哲(ピアノ)といったジャズメンとのコラボレーションも多い。
ジャズ,クラシックの専門誌、新聞をはじめ各誌で絶賛され、日本テレビ「深夜の音楽会」にも出演。
2003年、デビューアルバム3部作の完結編となる待望のクラシックアルバム「タラシカ」をリリース、再び朝日新聞「今月の10枚」に選ばれるなど、伝統を引き継ぎながらも、常に新しい世界を切り開いてゆく姿勢とその実力は、さらに注目を集めることになる。
日本の主要なオーケストラとの共演も多く、近年は自作自演も行っており、2004年5月には日本テレビからの委嘱作品「7つの絵」を読売日本交響発団と初演(日本テレビ系列、深夜の音楽会で放送) 、このライヴ音源が1 0月にCDとして発売された。
テレビ番租やCM、映画音楽も手がけるなど、既存の音楽ジャンルに捉われず時代の一歩先を進む活動は幅広い注目を集めている。斬新な企画にも定評があり、昨年6月から三菱電機DCROSSで定期的にライヴを行っている。
2005年3月、アキコ・グレースのプロデュースによるアルバム「レール」を発表。
現在東京芸術大学、エリザベト音楽大学等で後進の指導にあたる。 2004年4月、洗足学園において日本初の即興演奏講座を開設。
「バンドジャーナル」 「パイパーズ」連載中。
(2004年12月現在)