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アレンジはとても歌いやすいもので納得のいくアルバムになりました。
今回のアルバム「スウィート・ソウル・デイズ」はこれまでの3作とかなり異なった感じがしますね。

私はジャズを始める前はR&Bなどを歌っていたのでジャズ以外のポップス曲にも興味を持っていました。私の素顔の部分を引き出してもらい新しい自分を表現できて満足しています。 歌い方もバーッと思い切って声を出すのではなく、マイクに近づけて声量をコントロールしながら歌うなど難しい部分もありましたが、私としてはいつものライブとはまた違うサウンドづくりに挑戦できたと思っています。


プロデュースはサックス・プレーヤーの太田 剣さんですが、彼に依頼した理由は何ですか。

太田さんとは、「マブイのうた」で共演させていただいていますが、ジャズだけでなく矢沢永吉さんなどJ−POPのフィールドでも活動しているすばらしいミュージシャンです。
彼なら新しいサウンドで私の魅力を上手く引き出してくれるのではないかと思いました。
レコーディングが決まってから何度も一緒にライブをやらせていただき気心も充分通じていました。
レコーディングの時も大変わかりやすい言葉で細かい指示をして下さいました。
そのおかげで、私もリラックスして歌うことができました。


選曲は太田 剣さんが行ったようですね。

はいすべておまかせしました。私のレパートリーは2曲くらしか入っていなかったのですが、選曲が決まった後はライブで歌い込み自分のものにしていきました。ですから、レコーディング当日は大変スムーズに行きました。


スティングやプリンスなどロック&ポップスの曲がありますが、日頃聞いているのですか。

スティングは昔よく聞いていました。私が好きなR&Bシンガーは、ヴァネッサ・ウィリアムス、ロバータ・フラック、ホィトニー・ヒューストン、ダイアナ・ロスです。


アレンジも太田 剣さんがやったようですが、あなたのアイデアも入っているのですか。

いいえ、私は歌に専念し、いかに自分らしさを出すかを考えていました。アレンジはとても歌いやすいもので納得のいくアルバムになりました。 1曲目から5曲目までがレコードでいうA面、6曲目から10曲目がB面で1曲目にintro、最後の10曲目にoutroという構成にしました。


ミュージシャンはジャズ畑以外の人が多いようですが、違和感はなかったですか。

違和感はなかったです。みんな素晴らしいミュージシャンですし、ライブも一緒にたくさんやりましたので、レコーディングもしっくりきていました。
私はいつもノーマルでありたいと思っています。

2006年に「魂/Kon」を発表してニュースター賞を受賞し一躍ジャズ・ボーカルのトップに躍り出たのですが、あなた自身のミュージシャンとしての考え方や行動に変化はありましたか。

根本的には変わりません。
私はいつもノーマルでありたいと思っています。
ライブには色々なお客様がいらっしゃいますが、その場の雰囲気を大事にしてお客様それぞれが楽しんでいただければいいなと思っています。
シンガーとして心がけていることは特にはありませんが、ブレスボイス・トレーニングを行っています。ダンスやストレッチをしながら深く息をする呼吸法です。


沖縄を拠点として活動しているわけですか、東京など本土での活動とどのように分けているのですか。

住んでいるのは沖縄ですが、仕事の半分くらいは東京で行っています。
東京には毎月来てライブを行っています。先日、赤坂ジャズ・フェスティバルに出演しました。また、明後日は横濱ジャズプロムナードに出演します。
沖縄にはライブ・バーというものがありますが、聞きに行ったりはしますが出演することはあまりありません。


沖縄出身のジャズ・ミュージシャンというと誰がいますか。歌手の与世山澄子は知っていますが。

与世山さんとは直接の面識はありませんが、コンサートなどでご一緒させていただいたことはあります。「インターリュード」というライブハウスを持っていらして1階はおソバ屋さんですね。他には、歌手の大城蘭ちゃんとかピアニストの屋良文雄さんですね。屋良さんは、与世山さんよりもっと古くからジャズをやっていて「寓話」というライブハウスを持っています。今度、沖縄のホテルのディナー・ショーで共演する予定です。


今後の活動予定はどのようになっていますか。

CDの発売は11月18日ですが、年明けに太田剣さんとレコ発ライブを行う予定です。メンバーは、皆さんお忙しい方ばかりなので調整が大変です。日程が決まりましたらホームページなどでお知らせしますので是非聞きに来てください。

「ヌード・ヴォイス」というのは素の声と言う意味です。
最後に、どのような歌手になりたいと思っていますか。抱負を聞かせてください。

まず、新譜「スウィート・ソウル・デイズ」を聞いていただきたいですね。 私は、いつもナチュラルでいたいと思っています。キャッチ・コピーの「ヌード・ヴォイス」というのは素の声と言う意味です。私の歌を身近に感じていただけたらうれしいですね。 今後は、共演者の皆さんのアイデアを積極的に吸収し自分の芸域の幅を広げていきたいです。 ジャンルには固執しないで色々な音楽のよいところをミックスして新しい音楽が出来ればうれしいですね。


どうもありがとうございました。

----インタビューは2度目でしたが元気溢れる話しっぷりと素朴な人柄にますます惹かれました。

(2009.10.9)

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