-----ギター、バイオリン、ベースという弦楽器中心の柔らかな伴奏がとてもすてきですが、あなたのアイデアですか。
柔らかな伴奏とは嬉しい御言葉を有り難うございます。はい。私のアイデアです。
自主制作ですから、シンガー&プロデューサー、ジャケットデザイン&アートワーク・・等々。(笑)
製作はストリングスだけの伴奏を念頭に置いてスタートしたのですが、楽曲によりピアノの参加でタイトになると思い依頼しました。
最終には11曲中7曲にピアニストに御参加頂き、全体のバランスがより良くなったように感じます。皆様に感謝の一言です。
-----L.A.のすばらしいミュージシャンとのレコーディングですが、人選やアレンジなどどのようにしたのですか。
Henry(B) は9年来の私の親友です。 音楽上では師のような存在ですが、今ではお互いの信頼関係は確固たるものとなりました。
親友であった 故Jerry Rusch (Tp)の御紹介でした。Henryのアルバム 『 Three Card Molly 』を、レーベル:Gemeaux Records(ジェモーレコーズ)で国内リリースしたのですが、Mark(G)は共演者の内の一人でした。
私は彼の演奏が気に入り、今回の録音参加をお願い致しました。『You Must Believe in Spring 』 はギターとDuoの収録です。他のメンバーは、私の希望をHenryにお伝えして御紹介を頂きました。又HenryとMarkは、Art Space Ketty’s Gemeaux Records の専属アーティスト(国内)になって下さいました。
アレンジについては、これまでと同様に私の拙いボーカルアレンジです。譜面は『You Must Believe In Spring 』の採譜と、『It Never Entered My Mind 』、又バースを歌う事から『Someone To Watch Over Me』を準備致しました。他は譜面なしでの収録です。
特にアレンジを譜面におこしていません。リハーサルと録音日に、口頭で私の希望をお伝えし録音に移行致しました
旧二作同様に、私の思っている通りに皆様に演奏頂きました。
彼等の素晴らしさを実感致しました。Great.
-----レコーディングは順調でしたか。事前の準備など相当時間をかけたのですか。
準備の為に時間は然程かかっていません。
ただ録音に至るまでは苦労致しました。というのも、録音の予定を立てた時期が丁度インフルエンザのパンデミックと重なり止むなく延期致しました。
メンバーから善き時期が来るまで待って下さると御返事を頂いたので、昨年7月に再度Bookingし渡米致しました。 録音〜マスターまで二日間という収録でしたがレコーディング自体は極めて順調でした。
コミュニケーションもスムースで、私の希望通りに次々と見事に形になっていきました。
相変わらず一番の心配は私でした。実は緊張をほぐす為に、ワインを嗜み乍ら録音した楽曲もあります。ほんの少しだけです。(^^)
生来上がり症で困りますが、何時まで経っても治りません・・。
-----マスタリングがとてもよくできていますがかなり時間をかけたのですか。
有り難うございます。
二日目の歌の収録後、同日に続けてミキシング&マスタリングを致しましたので、大変早い進行でした。
帰国後、曲順の変更とプレスをVictorにお願い致しました。K2レーザーカッティングという新技術でより高い原音情報が表現されています。
-----有名曲ばかりを選曲して歌っていますが、狙いは何ですか。アルバム・タイトルの“ス・ワンダフル”には何か思い入れがあるのですか。
これまで同様、好きな曲を選曲すると、自ずと有名な曲が多くなりました。特に狙いはございません。
音楽も言葉も受取手で意味合いも変わって行くと思います。選曲には共通するKey pointがあると思いますが、皆様には好きな様に心地よく聴いて頂く事が一番の私の希望です。
リスナーに私の思いが届き共感して頂けると嬉しく思います。
タイトルは、当初には、 『It Never Entered My Mind 』 『 You Must Believe In Spring 』 のどちらにしようか迷っていました。 最終に、『 ‘ S Wonderful 』(ス・ワンダフル)をタイトルに決めた理由は、収録後の私の気持ちからです。
この曲は恋人へ宛てた歌ですが、<全てが美しい。It’s Wonderful> と思いました。
-----このアルバムではどのようなところを聞いてほしいですか。
そうですね・・ナチュラルなサウンド。リラックスと開放感。メンバー全員のハーモニー 。
痒い所に手が届く粋な計らいと掛け合い。ユニークなアレンジ等々・・贅沢を言ってすみません。(^^)
どの位実現出来ているか解りませんが希望的観測として。。(^^)
-----ジャズ・ボーカルをはじめたきっかけは何ですか。
両親が音楽を愛した環境がベースにあり4歳から7年程歌とピアノを習っていました。
彼等が他界した日、いよいよ一人となり実家の応接間で母の好きだったクラッシックを聴き乍らステレオの上で首をかしげて並ぶビクターのワンちゃん達をぼんやり見ていた自分が今も私の心の中に居ます。音楽が彼等の愛を運び私を包み慰めてくれました。
この体験から、『誰か一人にでも私の思いを届けたい、歌を再スタートしよう』 と決めて、まず始めに1冊の本を手に入れました。歌詞とメロディーを目で追い、最初に選曲した歌は、“Someone To Watch Over Me “でした。
その後、ポップスやシャンソン、ジャズを習い、ジャズシーンで自分の感覚と重なる多くの曲と人に巡り会いました。
私はジャズの楽曲を歌うシンガーです。ジャズボーカリストであり多くの優れた音楽をジャンルに拘らず歌いたいと思います。
今後自分の曲や詩も発表したいと思っています。どうぞ宜しく。
-----好きなミュージシャンやCDを教えてください。
大変多いのでピックアップするのは難しいですが、サー・ローランド・ハンナ、 レイ・ブライアント、バリー・ハリス、ビル・エバンス、リチャード・ロジャーズ、ジョージ・ガーシュイン、エルビン・ジョーンズ、エラ・フィッツジェラルド、ヘレン・メリル・・多数です。
(Dream)(コン・アルマ ) (You Must Believe In Spring ) (Ella at the Opera House )・・多数です。
*どのCDというより<〜の演奏する(歌う)〜の曲>という事で印象が強く残るので少しだけに。
-----ところで、科学プロデューサーの資格をお持ちで、宇宙に関する仕事もなさっていますが、ジャズと共通するところはありますか。
呼称は科学プロデューサーですが、一般の方と科学者の間の架け橋:コミュニケーターのような役割と話す方が皆様には御理解頂きやすいかも知れません。
内容は、科学イベントの企画や実施及び参加。天文学者へのインタビューによる宇宙コラム等の記事。リテラシー出展等々、多岐に亘ります。
去年には地元と山形大学でジャズライブと宇宙映像のコラボレーションもございました。
仕事とチャリティーの両方で活動させて頂いています。
宇宙への関心は音楽同様幼少期からですが、御陰様で私と感覚がとても似ている方と又巡り会う事が出来ました。
自分の世界も一層広がり、楽しい事:Happyは皆さんにもシェアーしたいと思います。そして共有、共感出来ると嬉しいです。
〜Just Be Happy More !〜 が私の気持ちです。全ての皆様にお伝えしたいと思います。
ジャズと宇宙の共通する所は?となると、個人的見解ですが、<限りのないところ><宇宙も音楽も包まれて慰められるゆりかごのような空間><数学的><無から生まれる新しい何か><説明できない決められた法則><ルーツ><バランスとアンバランスの不思議><一方向でない広がり(進行)><偉大><コミュニケーション・ツール>< Life (命)>・・たくさんあると思いますが、
一言でなら、<愛>でしょうか・・
ジャズだけでなく音楽に母なる宇宙の愛を感じます。
一方でジャズとは何か?宇宙とは何か?という視点で考えると、<98%解らない魅惑のパワー>。
宇宙と音楽(歌)は、私を包み私の中にも在り、自身そのものかなと思います。
-----今後、どのようなシンガーを目指していますか。
『長くて短くて忙しくて厳しい人生にリラックスとHappyを。』
これまで同様、誰か一人にでも私の気持ちが届きますよう、心を込めて( Heartfelt Singing) 歌いたいと思います。
作詞者・作曲者が作品に込めた思いを表現出来る様に彼等の気持ちに寄り添いたいと思います。
その思いが私を媒体としてKetty-Kの歌になり、リスナーに伝われば歌手として本望です。
リスナーには、私が側で歌っているように感じて頂けると嬉しく思います。
生涯、自分の求める音楽の生徒の姿勢で学習し、アーティストとして日々進歩したいと願います。
<作者の思いに寄り添いリスナーの傍らで歌う>そんな歌手で在りたいと思います。
Ketty-K. 2010.4.good day.
以上