Jazz Pageは日本のジャズを中心に新譜アルバムやミュージシャンの活動状況などジャズ情報を毎週発信しています。

Jazz Pageインタビュー

----- CDを聞かせて頂きましたが、低音が魅力ですね。生まれつきですか。

ありがとうございます。
ハスキーというわけではないと思うのですが、しゃべる声は生まれつき低めです。


----- キーは全体的に低くしているようですね。バックのミュージシャンとはうまく行きますか。

わ!よくお気づきになられましたね。
今回のCD製作に当たって、しゃべっているような雰囲気をもたせたい、ということをプロデューサーと話し合い、通常ライブで歌っているのよりは低めの設定にしました。


----- 選曲はすべてあなた自身が行ったのですか。いつもライブで歌っている曲ですか。このレコーディングのために特別に準備した曲はあるのですか。

ライブで歌っている曲も数曲はありますが、ほとんどこのレコーディングのために準備した曲です。
コンセプトを話し合い、歌いたかった曲も織り交ぜて、今回の選曲になりました。


----- オリジナルが3曲ありますが、あなたの作詞作曲ですか。曲づくりはいつ、どのようにして行っているのですか。

どれも私の作詞作曲ではありません。
曲は大坂昌彦さん、寺屋ナオさんに今回のために書いてもらった曲です(1曲はもともとあった大坂さんの曲に歌詞をつけました)。
また、歌詞は友人の国際結婚をしている夫妻につけてもらいました。
こういう風な曲を作ってほしい、歌詞を書いてほしい、ということを言い、話し合いながら作っていただきました。


----- トップクラスのミュージシャンが参加していますね。どのようなつながりですか。

以前からご一緒にライブをさせていただいている方が主となっています。
私は徳島出身で5年前まで四国で活動させていただいていましたが、彼らが四国ツアーをされるときなんかに最初はリスナーとして聞きにいかせていただいていて、上京してから一緒に演奏させていただけるようになりました。
ユーフォニウムの山岡さんやクラリネットの土井さん、パーカッションの井谷さんは今回のレコーディングのためにご紹介いただきました。


----- 曲によりホーンが入ったり変化に富んだサウンドですが、アレンジは誰が行ったのですか。あなた自身もアイデアを出したりしたのでしょうか。

今回のプロデュースをしていただいたドラマーの大坂昌彦さんです。ほとんどの曲のアレンジを、大坂さんがしてくださいました。
私もアイデアを出し、話し合いつつアレンジをしていただきました。


----- このアルバムのコンセプト、聞いてほしいところはどこですか。

私のライブには女性のお客様も多いし、友人と女子会なんかをすることも多く、話しているとみなさん、ステキな方が多くて。そういう、嬉しいこと悲しいことなんかがありつつ毎日を一生懸命すごしている人たちに、聞いてもらいたいいろんなストーリーという気持ちで様々なタイプの曲を選曲し、いろんなアレンジで歌いました。
タイトルのConfetto(砂糖菓子)はひとつひとつの曲が、一個一個の砂糖菓子(金平糖)のようにとってもスイートなストーリーでありたいという思いでつけました。


----- ジャズ・ボーカルをはじめたのはいつごろですか。どのように勉強したのですか。プロ・シンガーになろうとしたきっかけは何ですか。

ジャズボーカルをはじめたのは12、3年くらい前と思います。最初はミュージシャンの方に突然「ジャズを歌ってみないか?」と声をかけられたことからです。
音楽は、幼稚園のころからピアノ、中学校はブラスバンド部、高校生でロックバンドをやっていたのですが、ジャズとは触れてこなかったので、「なんでわたしなんだろう?」と驚きましたが、やりはじめるとジャズの魅力に引き込まれました。
好きな曲、好きなミュージシャンがすぐにたくさんできました。
自分でいろいろと勉強しました。いろんなCDや身近にいたミュージシャンがいろいろなことを教えてくれました。みなさん私の先生です。
その後、ミュージシャンの方に声をかけていただいて、いろんなジャズクラブに出演させてもらうようになりました。


----- 「第5回神戸ボーカルクイーンコンテスト」でファイナリストになったそうですが、どのような気持ちでしたか。

びっくりしました(笑)
自分で応募しておいてびっくりしたっていうのも変な話ですが、でもびっくりしました。
すばらしい歌手がたくさん選ばれていて、自分なんかは全然ダメだと思っていましたから。


----- 影響をうけたミュージシャンは誰ですか。いつも聞いているCDはなんですか。

誰かに教えていただいてジャズを始めた、というわけではないので、最初はとにかくたくさんの歌手の音源を聞きました。
好きな歌手は「キャロルスローン」や晩年の「ローズマリークルーニー」などの歌手です。カーメンもたくさん聞きました。
ルーツにビリーホリディがある歌手が好きなのかもしれません。
テクニックがある、というよりは、声がステキで説得力がある、あたたかみのある方が好きです。


----- ポップスとジャズ・ボーカルは何が違うのですか。

うまく言えませんが、私の思うポップスというものは、「歌手とバックのミュージシャン」という関係の音楽のように思います。
ジャズは歌手とミュージシャンとが一緒につくりあげている音楽、という風に思います。


----- リスナーに何を届けたいと思っていますか。

ジャズにはもともとたくさんのステキな曲があります。生活のいろんな場面で「あ、いまはこの曲の感じだなぁ」なんて思うことがあります。例えば雨の日に聞きたい曲ってたくさんありますよね。そういうステキな曲達がわたしの歌で届けばいいなぁと思います。


----- 将来、どのようなシンガーになりたいですか。海外留学など抱負を聞かせてください。


先ほどの回答とも重なりますが、私がジャズを好きになったように、わたしの歌を聴いて、いい曲だなぁ、この曲はなにがうたわれているんだろう、どういう曲だろう、という風に思ってもらえるような歌が歌いたいと思っています。
いままでは自己流に勉強してやってきましたので、もっといろんな勉強や経験をして、説得力のある歌を歌えるようにしていきたいと思います。 もちろん海外にも積極的に行ければ、と思います。



(2011.5.29)
以上