8月19日、文京シビックホールで"TOSHIBA 2004 Jazz Style"と題したコンサートが開催された。
ベースのチンさんこと鈴木良雄がエグゼクティブ・プロデューサとなりチンさん率いるBAss Talkに人気女性ミュージシャンのakiko、矢野沙織、ケイコ・リーが出演するという豪華版。
会場ははじめてジャズを聞くような人も多数いたようでで老若男女で満員の盛況だった。
 
ポップなノリが新鮮だ。"Come Rain Or Come Shine"にakikoジャズの魅力が凝縮されている。サポート・メンバーは松本圭司(Pf)平石カツミ(B)田中栄二(Ds).。

替わって、矢野沙織の登場。ハロルド・メイバーン・トリオとのレコーディングやAlux Cuba Bandとのセッションなどで活躍、いま一番注目の若手アルト・プレイヤーだ。この日はBass Talkのリズムセクションをバックに"Lover Man""Moose The Mooch"を演奏したが、"Lover
トップに登場したのはakiko。「ムード・インディゴ」からの曲を中心にスインギーに"Straight No Chaser"、ブルーな感じで"Mood Indigo"などを歌った。いままでのakikoのポップでダンサブルなサウンドからジャズの要素を強く出したアコースティックでアダルトなサウンドに変わってきているがいわゆるドジャズとは異なりakikoらしい    Man"はチンさんのベースをバックにテーマをしっとりと吹き、アドリブもトリオをバックに実に情感豊かな深みのあるソロを聞かせた。 1年ほど前にライブを聞き、新譜「02」も聞いているが更に成長しバラッドもうまくなったことに驚いた。チンさんの優しいサポートもあり矢野も臆するところなく実力を充分発揮したステージだった。
3番目はいよいよBass Talkだ。メンバーは鈴木良雄(B)野力奏一(Pf)井上信平(Fl)岡部洋一(Perc)。10月に待望のニュー・アルバム「ムーン・アンド・ビームス」の発売を控え、今日はそのアルバムからの曲を演奏しますというチンさんのアナウンスに期待が膨らむ。

"Monn And Breeze""Pantanal""Koma(駒)""Winter Daybreak"の4曲を演奏したが、最初の3曲が新曲だ。いずれもメロディーの美しい心にジワーッとくるサウンド。作曲はチンさんでアレンジはピアノの野力、Bass Talkらしいカラフルでハートウォームなサウンドだ。特に、チンさんの生まれ故郷木曽をイメージした"Koma(駒)"では岡部が縦笛でテーマを演奏したり岡部が小脇に抱えた小さなコンガのよう楽器で鼓のようにメロディーを奏でるなど多彩な楽器を使用しながら森羅万象を描写したすばらしい演奏であった。
新譜の発売が待ち遠しい。
最後は、ケイコ・リーの登場でステージは一気に華やぐ。
シーケンサーでファンクのリズムが流れ出すなか、まず、サポート・メンバーのドキドキモンスタース(吉田次郎(G)野力奏一(Pf,Key)坂井紅介(B)渡嘉敷祐一(Ds)が登場。いつもように吉田がミス・ケイコ・リーとコールすると真っ白なコスチュームでケイコが登場。Pink Caddilacで聴衆をのせてしまう。いつものようにピアノの弾き語りも3曲演奏したがやはりケイコならでは"Distance"の弾き語りがいい。"W
e Will Rock You""The Flame""If It's Love"と得意のレパートリーでディープなボイスとライブならではのパワーを感じさせる歌唱に聴衆は大満足であった。