2月10日、InterFNのジャズ番組「Marunouchi Cool Struttin'」に出演する小林桂の公開録音が港区芝浦の同社スタジオで行われた。
同番組は毎週日曜11:00PM−11:30PMにオンエアーされている。
観覧の申し込みはInterFMのホームページからもできるようになっており抽選に当るとチケットが郵送されてくる。
当日は女性が多く幅広い年代のファンが100名ほど来場した。

小林桂は昨年10月2作目のアルバム"JUST YOU" を発表、プロモで「JUST YOU〜ツアー」を行っている。
この日のバックのメンバーは石井彰(Pf)安カ川大樹(B)小島勉(Ds)松島啓二(Tp)とこちらも実力者の面々。小林桂は「スイングジャーナル誌」で2000年度日本ジャズメン人気投票ボーカル部門第一位となったが、歌手の実力はバックのバンドの良し悪しでも評価されるが彼の人気と実力を示しているといえる。

さて、歌の方は"Just You Just Me"でスタート。アルバムでも最初の曲にしているだけあって得意のナンバーのようで、アップ・テンポにもかかわらず細かい部分までよくコントロールした軽快なノリは心地よい。
"Take The A Train"や"On The Street Where You Live" でのミディアム・スローではいまひとつスイング感に不満を感じたが、"Come Rain Or Come Shine" ではバラードを情感豊かに歌い上げるなど21歳と思えない芸の深みを感じさせる。
石井彰の編曲も随所に施されており"Take The A Train" や"How High The Moon"などミミタコの曲も新鮮なサウンドに仕上げられている。
"Just Friends"などでは小林桂がスキャットやバックとの4バースへも絡むなどスリリング場面も聴かせるなど変化に富んだ楽しいステージであった。

今まで男性ヴォーカル不毛の時代が長く続いたがTOKUとならんで新しい時代を築いてくれるのは間違いないだろう。
今後の活躍を期待する。 (2001.6.23)