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Hiroko kokubu12月18日(金)、東京・調布グリーンホールで「国府弘子スーパートリオ」”クリスマスの夜に”が開催された。
調布市文化・コミュニティ振興財団が地域住民へ低料金で良質なジャズに接する機会を提供するもので今年で13回目になるという。
ライブハウスのようにテーブルの上にキャンドルをかざし、おつまみや飲み物を配るなど、ホールの職員による手作りのコンサートであった。

この日のステージは、国府弘子の最新アルバム”Diary”からの曲が中心となって演奏された。
演奏した中に”I Do What I Want ”という曲があったが、この日は、ピアノはもちろんピアニカを演奏したり、ボサノバ調の曲ではヴォーカルも披露するなど、 まさに彼女の才能と個性を全開しやりたいことを思いっきりやってのけたコンサートであった。

彼女は、文化庁の推薦を受けてロサンゼルスへ7ヶ月国費留学をし、98年5月に帰国した。
この留学での印象を日記風にまとめたのが最新作”Diary”ということで、1部で演奏された”City Of Angels”は、私が、10年ほど前に行ったL.A.のライブハウス「Baked Potato」のハウスバンド Don Randi & QUESTのサウンドに通ずるものがあり、サンタモニカの青空と心地よい風を思い出させた。
演奏した曲は彼女の大好きなBeatlesの曲やL.A.で会ったというプログレッシヴ・ロックのKieth Emersonの曲などをカバーし 彼女がアレンジしたものが多かった。
しかし、私は彼女のオリジナルのほうが断然好きだ。当然のことながらオリジナルは自身の個性がストレートに伝わってくる。
国府の作・編曲は日本人女性のつつましさと現代女性の明るい爽快さが入り交じりデビューCDの”More Than You Know”以来、私のお気に入りとなっている。

Hiroko KokubuYoichi YahiroMasayuki Muraishi もちろんアドリブも素晴らしく、バックの八尋洋一(B)、村石雅行(Ds)という実力あるミュージシャンの好サポートを得てピアニスティックでスピード感溢れるソロを聴かせた。

アンコールで演奏された”Going Going On”はテレビ朝日系の「スーパーJチャンネル」のテーマに使用されている曲で、ジャズというカテゴリを越えた新鮮さと親しみやすさをここでも証明してる。
演奏の合間のおしゃべりもエレガントでユーモラスなもので、観客とのやりとりもけして嫌味がなく、楽しいコンサートであった。(98.12.19)


          





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