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東京にライブハウスは100軒くらいるが20年以上の歴史をもつライブハウスは数少ない。高円寺にある「ジロキチ」は荒井誠氏が1974年フォークのライブハウスとしてスタートした。その後ブルース、ジャズとジャンルを拡大、今年で30周年になる。 これを記念して7月25日、日比谷野外音楽堂でJIROKICHI 30th Anniversary"BLUES & JAZZ EXPLOSION"というコンサートが開催された。 東京は7月入り連日猛暑でこの日も朝から熱い陽射しが照りつけていた。私は少し日が落ちる4時頃会場へ入り2ndセットから聞くことになった。 50人くらいの出演予定であったのでどのような進行になるのかと思っていたら4つのセットに分けて行うとのこと。 ジャズ・ミュージシャンも多く名前を連ねていたのでジャズの演奏を期待していたがやはりJIROKICHIのコンサートということでブルースがメインであった。 本田竹広(Kb)森岡勝敏(G)大西真(B)佐野康夫(Ds)福村博(Tb)坂田明(As)にボーカルの宮本MIMI典子と金子マリが参加、森本のギターと坂田のアルトがブルースでエキサイティングなソロを聞かせた。 3rdセットはジャズ・ミュージシャンが主体のメンバーで期待しながら聞いた。 増尾好秋(G)峰厚介(Ts)古澤良治郎(Ds)バガボン鈴木(B)三好功郎(G)でバガボン鈴木のオリジナル”カリビアン・ラブアフェア”でスタアート。野外コンサートらしいハッピーなカリプソメロディーでエキサイティングな演奏が始まった。ここではギターの三好功郎がいいプレイを聞かせてくれた。 2曲目は峰厚介のオリジナルで”レッド・ベスト”。フリーで始まり峰厚介の骨太でスケールの大きいインプロビゼーションで存在感を示した。増尾好秋もいつになく緊張感溢れるプレイで久しぶりに聞くファンを喜ばせる。 |
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最後の4thセットはJIROKICHIオーナーの荒井"ABO"誠がディジュリドゥで参加。4本ディジュリドゥがステージの正面に並べられどのような演奏になるのか興味深く聞いた。最近メジャーからアルバムを出したとのことでどのような演奏を聞かせてくれるのか期待が高まる。 太田恵資(Vln)近藤等則(Tp)小島良喜(Kb)青木智仁(G)鶴谷智(Ds)山木秀夫(Ds)仙波清彦(Perc)ヤヒロトモヒロ(Perc)近藤房乃助(Vo,G)そじてChar(G)という大部隊が勢ぞろい。 扇情的なポリリズムをバックに荒井のディジュリドゥの神秘的な低音と近藤等則のエレクトリックTpの甲高い音のミックスが呪術的な響きを醸し出していた。フリーのコレクティブ・インプロビゼーションであったが構成はしっかりとしたもので聞き応え充分のすばらしい演奏。 オストラリア先住民が精霊と交信するための祭儀で使用した世界で最も古い木管楽器といわれている荒井のディジュリドゥと現代の楽器である近藤のエレクトリック・トランペットとがみごとに調和していた演奏で、まさにこの日のハイライトとなった。 ジャズの演奏は少なかったがいままであまり聞いたことがない演奏、ミュージシャンを多数聞くことが出来た。 |
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