Sound Clip

CD Bird In Berlin

HIROSHI MINAMI :PIANO
HIROAKI MIZUTANI :BASS
MASAKUNI TAKENO :SAXOPHONE
TUNO-KEN :DRUMS

HIROSHI MINMI QUARTET
BIRD IN BERLIN
MGCJ-1005

  • SOLID CONCLUSION 
  • THE SPACE IN THE NIGHT(TRIO)   
  • WINTER
  • ASH LINE
  • EVERYTHING I LOVE (DUO)
  • ARRESTED THOUGHTS (TRIO)
  • THE BACK YARD PARTY
  • STILLNESS
  • BIRD IN BERLIN      


  • ALL TITLES COMPOSED BY HIROSHI MINAMI EXCECT EVERYTHING I LOVE BY COLE PORTER.
    RECORDED IN TOKYO KICHIJOUJI AUGUST 18th,19th,EVERYTHING I LOVE RECORDED IN 30th,1997.
    RECORDED AT GOK SOUND.
    RECORDING ENGINEER: YOSHIAKI KONNDOH



    ◇地道ではあるが、着実に自己の世界を切り開いてきたピアニストが南博だ。このところ日本のジャズ・シーンは数多くの若手が登場して華やかな話題に溢れている。
    ◇しかし彼はそうした場所からちょっと離れたところで、落ち着きのある活動を展開してきた。独特のタッチと想像力をかき立てるサウンドーーそれがピアニスト南の魅力だ。
    ◇例えば欧米で発売された作品『Message For Parlienna』(Extraplatte)には、彼の美しいピアノ・プレイが個性に溢れたオリジナル曲をモチーフとして花開いている。南の演奏にはジャズの伝統が息づいている上に、極めて個性的な響きがある。それはおそらく彼がこれまでに体験したさまざまな音楽や幅広い関心が作り上げてきたものなのだろう。そんな南だから、現在は日本をベースに活躍しているものの、彼の視線は以前から世界に向けられていた。
    ◇その才能は、1991年から1993年にかけて留学したボストンのバークリー音楽大学時代に広く認められるものとなった。地元のクラブで演奏する一方、彼はヨーロッパにも出向いて活動を行ってきた。帰国後もその時代のつながりを保ちながら独自の活動を繰り広げている南は、いま再び世界に向けて創造性を発揮しようとしている。
    ◇今年の夏はニューヨークとコペンハーゲンのJazz Festivalに出演する南。その個性的なピアノがそれらのライブでどう評価されるのか。いまから楽しみで仕方がない。

    小川隆夫/ジャズ・ジャーナリスト