プロフィール

岡安芳明(ギター)

岡安芳明は1962年7月12日東京生まれ。
チャーリー・パーカーとウェス・モンゴメリーを聴いてジャズを志した。
"日本のウェス・モンゴメリー"として知られる宮之上貴昭に師事した後、プロとして活動を開始した。

ウェスによってジャズ・ギターに開眼した岡安だが、その後バレルに傾倒するようになったのは興味深い。
ウェスのファンキーなグルーヴより、バレルの洗練されたブルース・フィーリングのほうが、自分にはしっくりくるようになったのだろう。バレルはウェスと並ぶモダン・ジャズの最重要ギタリスト。いわば、モダン・ジャズ・ギターの二大巨人である。だが、人気の点からみれば、バレルよりウェスのほうが人気が高いように思われる。
それぞれを支持するジャズ・フアンの数は、同じくらいいるのだろうが、彼ら以降に登場してきたギタリストたちへの影響力は、バレルよりウェスのほうが勝っている。ウェスから影響を強く受けたギタリストが、何と多いことか。

そんな状況の中、岡安がバレルのジャズ・ギターを継承することは非常に有意義である。アメリカのジャズ・シーンをみれば、近年ではマーク・ホイツトフィールドやラッセル・マローンらがバレルの継承者といえるが、日本では岡安が第一人者である。バレルのギターは、モダン・ジャズを限りなく豊かなものにしてくれた。バレルの音楽を継承して、次の時代のジャズ・ギターをつくっていくことは、ジャズ・ギタリストのひとつのあるべき姿だろう。

岡安は、1995年「ミッドナイト・グルーブ」でデビュー以来コンスタントにリーダー・アルバムをリリースしている。
2003年4月、8枚目のリーダー・アルバム「ブレイズ・アップ」を発表した。
ベースに金子健、ドラムスに井川晃をが参加した本格的なギタートリオの最初の作品となっている。

2007年1月、岡 淳(Ts)、片岡雄三(Tb)、横山達治(Per)等が参加するゴージャズなアルバム「ノー・リグレッツ」を発表した。

(2007.1 courtesy of M&I Company)

【JazzPageで紹介したCD】
ブレイズ・アップ / 岡安芳明
ノー・リグレッツ / 岡安芳明
河合代介×トミー・キャンベル・フィーチャリング 岡安芳明 Live at HIKONE / 河合代介×トミー・キャンベル
クライ・ミーア・リバー /東京銘曲堂
セプテンバー・ソング / 東京銘曲堂
イン・コンサート! / 東京銘曲堂
マブイのうた / 安富祖貴子
アイ・ライク・イット / ケンズ・トリオ
グライド・イン・ブルー / 佐々木昭雄
フライ・バイ・ナイト / 佐々木昭雄
ジーズ・ワークショップ / ルート・バグ