さよなら室蘭長瀬氏〜そしてエミ / AKETA〜西川沖縄ユニット最近、「中央線ジャズ決定盤101」という書籍が出版されている。監修は明田川荘之。東京の中央線沿線のライヴハウスから生まれたかなりオタクなジャズ・ファン向きのアルバムを紹介した本だ。その本山的存在のライブハウス、”アケタの店”のジャズ・レーベルAKETA'S DISKの新譜が久しぶりにリリースされる。本作は、その盟主とも言える明田川荘之の演奏でアケタのよき支援者であった故人に捧げたアルバム。アケタの音楽は昨今の音大出のテクニックと理論優先のミュージシャンとは異なり人間とのつながりを基調とした独自のもので、ピアノの1音1音に魂を感じさせる迫力のある演奏だ。今回、ベースは毎年沖縄に行った時に一緒にプレイしている西川勲を東京に招いてのレコーディング。西川の正確なビートとよく歌うアドリブは絶品だ。個性あふれる好アルバム。 |