タンゴ・エロチカ / アレッサンドロ・グイス・トリオ イタリアのジャズに注目が集まっている昨今、優れたピアニストが紹介された。アレッサンドロ・グイスは1969年ローマ生まれ。ヨーロッパの人気グループAores Tangoの主要メンバーとして活躍する傍らエンリコ・ラバ、パオロ・フレーズ(tp)、ステファノ・ディ・バッティスタ(sax))等トップ・ミュージシャンと共演してきた実力派。本作はタンゴの曲を中心にとりあげ情熱的なジャズ・ピアノを聞かせてくれる。曲名は知らなくてもどこかで聞いたことのある名曲ばかり。タンゴのリズムとジャズのリズムの融合は難しいと思っていたが、聞いてみるとドラムスあるいはベースがさりげなくタンゴ調のリズムをうまく使用し聞き手にフックを与えグイスがシンプルで美しいソロで聞き手を包み込む。曲によりシンセやサンプリングも使用しファンタジックなサウンドも。これまでのピアノ・トリオとは一味違う異色作だ。 |