ヒート・ウエイブ / アート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズアート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズ(JM)の1977年6月、サンフランシスコの”キーストーン・コーナー”でのライブ録音。JMとしては70年代はフュージョン・ブームで多くのミュージシャンはロック・ビートのエレクトロニクス路線になびいていたがブレーキーはハードバップ路線を堅持していた。この時期も有能な新人を集めがんばっていた。このアルバムではトランペットがロシアから亡命したヴァレリー・ポノマレフ、アルト・サックスがボビー・ワトソン、テナーはデイヴィッド・シュニッターの3管編成でライブということもあり”Moanin’””Blues March”JMの得意ナンバーを演奏している。メンバーは黄金時代のJMと比べれば小粒ではあるが親分、ブレーキーがいつものダイナミックなドラミングで圧倒する。これだけの個性的でジャズのエネルギーとパワーに満ち溢れているドラマーはブレーキーをおいて他にいない。改めて偉大なドラマーだと感じさせる。この後、1980年からJMは再び黄金時代に入る。 |