インパクト / チャールズ・トリヴァー
70年代、猫も杓子もフュージョンをはじめた頃トランペッターでは唯一人といっても過言ではないがメインストリーム・ジャズを演奏していたミュージシャンがチャールス・トリバーだ。彼は、ピアノのスタンリー・カウエルとStrata East というレーベルを立ち上げ活発な活動を行っていたが、このアルバムはその頃の演奏でミュンヘンのクラブ”ドミシル”での白熱のライブのレコーディング。急速調の溌剌とした演奏に強いインパクトを感じる。とりわけドラムスのアルヴィン・クィーンがすばらしい出来でサウンドづくりに大きく貢献している。彼はこのツアーでヨーロッパを気に入り後年ジュネーヴに移り住んだ。この復刻盤にはレコードに入リきらなかった未発表曲が2曲収録されているが、こちらも既発表曲と勝るとも劣らないすばらしい演奏。CDはありがたい。