Zephyros/Satoko
Fujii Quartet
藤井郷子(Pf)田村夏樹(Tp)早川岳春(B)吉田達也(Ds,Voice)のメンバーによる3作目。 全曲藤井の作曲によるもの。
彼女のサウンドは間の使い方が絶妙だ。マイルスやモンクもそうであったが彼女の音楽は間を生かすために無駄のない音使いで研ぎ澄まされたサウンドを聞かせてくれる。
カルテットであるのでアレンジは最小限と思われるが、吉田の扇情的なドラムスがソロイストを強烈にプッシュ、田村のインプロビゼーションがエキサイティングですばらしい。
多くのミュージシャンが米国のジャズに追随、同化しようとする流れに対し、独自の世界を創り上げている藤井・田村を軸とする一派の活動には賛辞を惜しまない。
ヨーロッパなど海外で高く評価されているこのグループを日本のジャズファンはもっと注目すべきだ。