Flashback / 後藤小百合日本人ミュージシャンは一体何人海外で活躍しているのだろうか。ここに紹介する後藤小百合は1997年からニューヨークに移住、マンハッタン・スクール・オブ・ミュージック、ニュースクール・ユニバーシティーでジャズピアノを学び、ぺテラン・トロンポーニストのペニー・パウエルのクインテットなど一流ミュージシャンとのギグをこなしているピアニストだ。演奏している曲は、オリジナルをはじめランディー・ウェストン、セロニアス・モンクなどモダンジャズ作品に加え、EGなどビッグバンド曲を取り上げているのが面白い。いずれもカウント・ベイシー、ディジー・ガレスピーという大御所の演奏が有名でオリナリティーを発揮するのが難しい曲であるが、ピアノトリオの特性を生かしシンプルに小気味よくスイングするサウンドに生まれ変わっている。タイトル・チューン"Flashback"が5曲目と11曲目に収録されているが、ピアノ・ソロとピアノ・トリオで異なったバージョンで作編曲の才能を感じさせる。有望新人の登場。
|