トニカリー/原朋直 ニューヨーク・カルテット
「ピノキオ」 以来、2年ぶりのニューヨクカルテットによる録音。
原のオリジナルを中心とした内容でソロもたっぷり、自身の方向性を色濃く反映したアルバムづくりとなっている。
ライブでの原のトランペットは完璧なテクニックでソフトな低音部から青空に抜けるような太く輝かしい高音部までダイナミックな吹奏が魅力であるが、このアルバムではメロディアスにインプロビゼーションを繰り広げているもののダイナミックさが影をひそめ全体に押さえ気味のサウンドとなっている。
しいていえば、長女生成ちゃんに因んでつけたという"Narick"で16ビートにのってエキサイティングなプレイが聞けるのが印象的である。