ヒア・ウィー・ゴー・アゲイン/日野皓正
64年、当時のトップグループであった白木秀雄クインテットのレギラー・トランペッターとしてデビュー以来40年にわたりトップ・トランペッターとしてジャズ界を牽引しているバイタリティーとチャレンジ精神には敬服する。
このアルバムは久しぶりの日野皓正のレギラー・グループによるレコーディング。
エキサイティングなプレイを基調としながらもメンバーとの濃密なコラボレーションで円熟味を増したすばらしいサウンドとなっている。特に、 MISIAや美空ひばりの歌を取り上げ完全にジャズの演奏としている点は日野の実力を明確に示している。
昔、白木秀雄クインテットで加山雄三の歌をジャズで演奏したレコードをなつかしく思い出したがその内容は余りにも進化している。これからもマイルスがやったように流行歌・ポピュラーソングを素材に本格的ジャズを聞かせてくれることを望む。