モア・ロマンス / 平賀マリカ

モア・ロマンス / 平賀マリカ
前作の「クロース・トゥ・バカラック」が好評であった平賀マリカが早くも新譜を発表した。前作はホーンが前面に出るマンハッタン・クインテットとの共演で彼女もボーカリストとしてだけでなくインストルメンタリストのようなテンションの高い作品であったが、本作は、ピアノ(ジェラルド・ウィルソン)、ギーター(チャック・ローブ)入りのカルテットが中心のサポート、リラックスしたジャズ・ボーカルが楽しめる。平賀は自分の世界でナチュラルに歌っている。ナチュラルと単調は紙一重だが品のいいノリのよさが決め手だ。選曲も誰でも知っいるラブ・ソングでMISIAの”Everything”を英詩で歌うなど興味深い。英語の発音もよく海外でも通用するボーカル・アルバムだ。会心作。

Jazz Page