ヴォイス / 上原ひろみ ザ・トリオ・プロジェクト「スタンリー・クラーク・バンド feat.上原ひろみ」で 第53回グラミー賞 「Best Contemporary Jazz Album」を受賞した上原ひろみの最新作。TOTOの伝説的なドラマー、サイモン・フィリップスとスーパー・セッション・ベー シスト、アンソニー・ジャクソンとの新生トリオで一段とスケールアップしたジャズを聞かせてくれる。超絶テクニックとパワーで鍵盤をかき鳴らし、ほとばしる感性を昇華させている。どの曲もストーリー性が感じられる起伏に富んだ構成で最後まで聞き手を釘付けにする。”Voice”でのシングルトーンでのモールス信号のようなパターンからハンマーのような強烈なフレージングへと発展したり、 ”Flashback”や”Desire”などでの複雑なリズムに乗る変幻自在なプログレ的なプレイに圧倒される。サイモンのキメキメのドラミングとアンソニーのグルーヴィーなベースも痛快。今年度屈指のアルバム。 |