アローン・トゥゲザー / かなさし庸子
ジャズ、ポップス、童謡、歌謡曲、クラッシックまでジャンルにこだわらないボーカリスト、かなさし庸子のアルバム。かなさしは1989年から10年間アメリカに渡り、ジミー・スコットなどに師事しジャズや発声法などを勉強、ニッティング・ファクトリーなどでライブを行ってきた実力派。このアルバムでは、嶋津健一のピアノと加藤真一のベースという最小ユニットで彼女の表現力豊かなボーカルを聞かせてくれる。選曲はインスト楽曲として有名なモダンジャズ・スタンダードが多く取り上げられており彼女の自信のほどが伺える。ソプラノの美しく声量豊かな声はスローで歌うタイトル曲や"'Round Midnight "で持ち味を存分に発揮している。加藤のアルコも見事。会心のジャズ・アルバムだ。