アルアンダ / カレン アルアンダ / カレン
ボサノバ・シンガーの新星、カレンのデビュー・アルバム。今年はボサノバ誕生50年。日本では1966年、渡辺貞夫がいち早くジャズに取り入れアルバムを発表、その後小野リサの登場でポピュラーになっていった。カレンは小野リサのCDを聞いてボサノバに目覚め中村善郎に師事、ボサノバ・シンガーになったという。本作は、平山織江(Vc)、出口辰治(Vib)、小畑和彦 (e-G)、二村希一(Pf)などジャズ・ミュージシャンを加え日本人好みのボサノバ・サウンドに仕立てている。しかし、何と言っても注目はボサノバの大御所、カルロス・リラとの共演でギターとパーカッションというシンプルな構成で爽やかなデュエットがとてもいい。彼女の甘い声でささやくような歌い方とカルロスの明るい軽やかな歌い方が見事に調和して極上のサウンドを聞かせてくれる。マルセロ・マルチンスのテナーもスタン・ゲッツを髣髴させるすばらしい出来。会心のアルバムだ。

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