クライ・オブ・ザ・ワールド / KEN G
'KEN Gは、89年"万有韻力"を結成し"新宿ピットイン"を中心にライブ活動を開始。'05年6月にカナダのToronto Downtown Jazz Festivalでサン・ムラタ・トリオにゲスト出演し好評を得、同地のミュージシャンと収録したアルバムを3枚リリースするなど実力派テナーマン。そのトロントでのレコーディングが縁で本作のニューヨーク録音が実現した。メンバーは腕達者ぞろいで、ジェイク・ラングリー(G)はジョーイ・デフランチェスコ(Org)トリオのレギラー・メンバー、ロン・オスワンスキー(Org)はメイナード・ファーガスン(Tp)やランディー・ブレッカー(Tp)などと共演、ジョー・ストリート(Ds)はロン・カーター、ノラ・ジョーンズ(Vo)などと共演した経歴をもつ。KEN Gはこの錚々たるメンバーと伍してくクールでよく歌うテナーを聞かせる。どの曲も聞き応えがあるがジョン・コルトレーンの”IMPRESSIONS”では全員が切れのいいソロを行いニューヨークの空気をストレートに伝えてくれる。会心作だ。

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