リトル・ガール・ブルー

リトル・ガール・ブルー / 北浪良佳
2004年、第5回神戸ジャズ・ヴォ−カル・クイーン・コンテスト優勝、2005年には兵庫県から今後の活躍を期待される女性に送られるはなだ賞を受賞した実力派シンガー、北浪良佳の1stアルバム。ピアノの石井彰がプロデュースとアレンジを担当、2人は大阪音楽大学の先輩後輩でライブで共演したこともあり今回のレコーディングとなった。彼女の魅力はクラシックで磨かれた発声でとりわけソプラノの美しい声。ブルース・フィーリングは希薄でジャズのテイストはあまり感じられないがバックのミュージシャンは石井彰(Pf)、井上洋介(B)をはじめトップクラスのジャズ・ミュージシャンの好サポートでジャズでもポップスでもない北浪の個性を生かしたすばらしい歌を聞かせてくれる。選曲はJ-POPからタンゴ、クラシックまで幅広く、武満徹の"燃える秋や"ラテンの名曲"Amapola"にはアコーデオンのリシャール・ガリアーノ楽団が参加するなど豪華なサウンドとなっている。最後の方の "Ave Maria"" Mona Lisa"での情感豊かな歌唱は出色の出来。注目作だ。

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