ウォールズ オブ アケンドラ / 松居慶子
米国を拠点に世界中でコンサート活動を行い
6月には日米両国間の交流増進に顕著な功績のあったとして外務大臣表彰を受けたピアノの松居慶子の新譜が登場。アアケンドラとは慶子が考えた架空の都市だそうだが、このアルバムを聞くとその美しい架空都市を舞台にした壮大で人間味溢れるドラマを感じさせる。とにかく慶子の創るメロディーの美しさとそれを際立たせるシンセサイザー・プログラミングのアレンジのすばらしさは筆舌に尽くしがたい。1曲作るのに3ヶ月を要するものもあるそうだが、とにかく曲の完成度はクラシックにも通じるものがありジャズが即興演奏のプロセスを重視し微妙なズレやゆらぎを楽しむのとはある意味対極に位置する音楽だ。
これはもうスムーズジャズという枠にも収まらない松居慶子シンフォニーだ

セットのDVDもすばらしい内容。