バカラック・ジャズ / ニュー・ロマン・トリオ現役女子大生の松本茜(Pf)、ベテランの松尾明(Ds)、実力派の山下弘治(B)からなるニュー・トリオ。スタンダード、クラシック、ポップスなどのカヴァーに徹したレコーディング・ユニットとして結成された。本作は、ポップス界の巨匠バート・バカラックの名曲から10曲をピックアップ、ピアノ・トリオにアレンジしたバカラック・トリビュート・アルバム。新人の松本は今年5月に1stアルバム「フィニアスに恋して」を発表したばかりというのに早くも2作目それも2タイトル同時発売というのだからびっくり。有名曲を取り上げているにも係わらず自分のジャズとして消化し見事な演奏を聞かせている。レコード会社はライト・ジャズ・アルバムと呼んでいるが、”ニューヨーク・シティ・セレナーデ”での見事なアレンジでドライブするピアノ・プレイや”ウォーク・オン・バイ”での重量級のベース・ソロなどジャズ通にも納得の演奏だ。会心作。 |