お茶の間的にどうよ? / クアドラ
4本のサックスによる無伴奏サックス・カルテット。サックスのアンサンブルを売り物にしたグループで思い出すのは70年代にL.A.で登場したスーパーサックスだが、彼らのグループにはリズムセクションとトランペットが入っておりスモール・ビッグバンド的な編成でチャーリー・パーカーのソロをハーモナイズするという内容であったが、こちらはアパペラ・グループともいうべき実験的な内容。若手実力派の岩佐真帆呂(ts,ss) 酒井聡行(as) 宮地傑(ts) 武田和大(bs)がジャズ・ロック・ポップスに留まらずブラジリアン・タンゴ・ミュゼット・日本民謡、さらにはバロック音楽まであらゆる音楽をサックス4本にアレンジし独自のサウンドを聞かせる。リズム・セクション不在を意識させないスリリングでバリエーションに富んだ演奏だ。お茶の間的にはむずかしい?