コンセプション〜クール・アンド・ホット〜 / ライアン・カイザー コンセプション〜クール・アンド・ホット〜 / ライアン・カイザー
リンカーン・センター・ジャズ・オーケストラ(LCJO)やマンハッタン・ジャズ・オーケストラのメンバーとして活躍してきた実力派トランペッター、ライアン・カイザーのクインテットによる演奏。LCJOの仲間であったアルトサックスのシャーマン・アービーとの2管でウエストコーストスタイルのテーマを使用し、アドリブではハードバップを聞かせてくれる。ライアンはウィントン・マルサリスも認める確かなテクニックで流麗なソロを行っており正に独壇場だ。しかし、メンバー相互のインタープレイという部分は余り感じられず優等生の話を聞いているようで不満が残る。リズムセクションがもっとソロイストをプッシュしたり突っ込みを入れるなどすればスリリングな演奏になったのではないか。アルトのシャーマンは”LINE FOR LYONS”で倍テンポでのプレイを行ったり”YOU STEPPED OUT OF A DREAM”でのエモーショナルなプレイなど聞かせどころを心得ている。高水準のアルバム。

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