ユー・アー・ソー・ビューティフル / 鈴木”ウータン”正夫ジャズからラテン、ポップスなど幅広いジャンルのドラミングをこなすベテランドラマーとしてまたプロデューサーとして活躍している鈴木”ウータン”正夫の初リーダーアルバム。トップ・トランペッター、大野俊三、ベテラン、岡田勉(B)、 野力奏一(Pf)、そして、新生BlueNoteでデビューしたO.T.B.のメンバーであったスティーブ・ウィルソン(As)が参加したストレートアヘッドなモダンジャズ。曲は、ジャズメン・オリジナルとスタンダードが中心で新主流派を想わせるすばらしい演奏。クインテット、カルテット、トリオと様々なフォーマットで楽しませる。中でもトランペットの大野の出来が出色で、輝かしいトーンでよく歌うアドリブはここ数年のベストといえるもの。ピアノの野力も久しぶりの本格的なモダンジャズで水を得たような溌剌とした演奏、アルトのスティーブ・ウィルソンも悪くない。彼らソロイストをバックで支えるリーダーの鈴木は切れのいいブラシとスティックで端正なドラミング、ベースの岡田はベテランならではの安定感のあるスインギーなプレイでボトムを固めている。会心のアルバムだ。 |