プロクリエイション / 高瀬アキ
アメリカで誕生したジャズはいまや世界各国に拡散し様々スタイルで演奏されている。なかでもドイツはジャズ先進国の1つで有名ジャズ・レーベルも多い。このアルバムはドイツの有名レーベルEnjaから発売された高瀬アキのオリジナル作品でバス・クラリネットとサックス(フルート)の2管をフロントに置いたクインテット。高瀬はドイツ在住20年。昨年発表した"aki takase plays fats waller"で、2004年ドイツ・レコード批評家賞ベスト・レコード賞を受賞したが、このアルバムもそれに劣らずすばらしい内容だ。フリー・インプリゼーションに重きを置いた演奏だが、テンションいっぱいの頭で聞くジャズではなく、スイング感を伴う体で楽しめる演奏だ。”詩情の愛”はJ.コルトレーンの”至上の愛”を思わせるリフを使用するなどコア・ファンは思わずニヤっとさせられる。会心のアルバムだ。
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