ライブ・アット・スターアイズ・フィーチュアリング後藤浩二 / 竹内 直
自己のグループ、ソロのほか山下洋輔やサキソフォン4本だけのユニークなコンボ「サキソフォビア」などで活躍しているテナーサックスの竹内直の6枚目のリーダーアルバム。名古屋のライブハウス"Star Eyes"でのライブ録音。後藤浩二 (Pf)島田 剛 (B)江藤良人(Ds)とのカルテットで圧倒的な演奏を行っている。竹内のテナーは実に豪快なトーンで発展的なインプロビゼーションを展開する。大胆なコードの解釈で原曲のイメージを様変わりさせてしまう。そして、遂にはコードの制約から大きく離れフリーキーなソロへと発展していく。ジョン・コルトレーンのスタイルを彷彿とさせる演奏だ。この竹内をサポートするメンバーも当然パワフルだ。ピアノの後藤は重いタッチで説得力のあるプレイを行っており、ベースの島田の迫力あるソロも聞き応えがある。さらに強調しておきたいことは、竹内のフルートのすばらしさだ。エリック・ドルフィーのように美しい音色で鋭いフレーズを吹く。まさにワン・アンド・オンリー。魅力満載の傑作アルバムだ。