東京銘曲堂 セプテンバー・ソング / 東京銘曲堂
1999年、サックスの川嶋哲郎、ギターの岡安芳明、ベースの上村信というリーダー達が集まって結成された東京銘曲堂の4作目のアルバム。スタンダードの名曲ばかりをピックアップして演奏している。ピアノ・トリオではよくあるケースだがホーンのグループではめずらしい。しかもドラムレスのトリオということだが、これまでサックスの無伴奏ソロというアルバムを多数レコーディングしてきた川嶋としてはトリオでも充分な編成なのだろう。演奏は、川嶋のよく歌うサックスと岡安の端正なギターが絶妙だ。表題曲の”September Song”は川嶋がフルートで美しいインプロビゼーションを聞かせる。また、ドリス・デイのヒット曲である”Sentimental Journey”を取り上げるなど珍しい。ベテランならではの余裕のなかに味わい深い演奏が聞ける好アルバム。 

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