チェイシング・シャドウズ / トニー・グレイ上原ひろみグループのレギラー・ベーシストとして知られるトニー・グレイのリーダー・アルバム。上原との演奏ではビートを利かせたパワフルなプレイを行っているが、本作では前面に出てはいるものの高音を主に使用しギターのようなメロディックなプレイに終始している。フロントにはトロンボーンやハーモニカなどを配し地味な感じのサウンドで、上原とのプレイが「陽」とすれば本作は「陰」。全曲彼のオリジナルだがこれまでのジャズというカテゴリーを意識しないポスト・モダンの音楽。ゲストの上原ひろみ、リオーネル・ルエケは控えめな演奏。 |