ヴィゴラウス / 坪口昌恭
東京ザヴィヌルバッハ(TZB)の坪口昌恭(key)によるソロ・プロジェクト第一弾。NY在住キューバ系ミュージシャンとの共演によるジャズ・アルバム。坪口のアイデアのプロデュースを担当した菊地成孔がジャズ路線へ踏み出したことも影響したのか、このアルバムは菊地の「南米のエリザベステイラー」以上にジャズ色が強い。アフロやラテン・フレーバー溢れるサウンドのみならずアコースティックなメインストリ−ム系の曲など坪口の多彩な才能を示している。共演のミュージシャンはいずれも高いレベルの持ち主、オラシオの強烈なドラミングとトランペットのマイケル・ロドリゲスのパワフルなバカテクに驚嘆する。会心作だ。