アフター・アワーズ〜オスカー・ピーターソンへのオマージュ / 山中 千尋昨年12月25日に急逝したジャズ界を代表するピアニスト、オスカー・ピーターソンが生前愛したスタンダード・ナンバーを中心に、山中千尋がドラムレス・トリオでスインギーに演奏している。当初は全く別の企画でレコーディングに入る予定だった山中が突然ピーターソンの訃報を聞き急遽予定を変更彼を追悼する内容となった。レコーディングは07年12月31日と08年1月3日にニューヨークで行われたものでこれほど緊急な発売も珍しい。演奏は、これまでの山中の斬新なコード解釈とモ^ダルなサウンドではなく、あくまでもピータソンを偲ばせるシングル・トーンでダイナミックにスイングするという奏法。山中が伝統的なジャズもしっかりと踏まえて彼女自身のスタイルを築き上げていることを証明するような演奏だ。山中の実力を示したアルバム。 |