インナー・スペース / 山下 洋輔 インナー・スペース / 山下 洋輔
フリー・ジャズの闘士、山下洋輔がオーストリアのベーシスト、アデルハード・ロイディンガーと1977年6月、西独でレコーディングしたデュオ作品。山下は、当時、坂田明(Ds)、小山彰太(DS)とトリオを組んでおり、このレコーディングの2週間前に西独で「アンブレラ・ダンス」をレコーディングしている。山下は、当時から激しいピアノを弾いていたが、本作では台風の目に入ったかのように叙情的ともいえる緊張感を伴った内省的なプレイでベースのアデルハードとの対話を行っている。山下の懐の広さを感じさせる傑作アルバムだ。

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