パーカーズムード:ライブ・イン・ニューヨーク / 矢野沙織3月にリリースされた「SAKURA STAMP」の発売記念ツアーで共演したベテラン・ドラマー、ジミー・コブが彼女のプレーを大絶賛。そのジミー・コブの招きにより、ニューヨークのライヴ・ハウス"SMOKE Jazz Club & Lounge"で7月24,25日の2日間に亘って行われたライヴ・レコーディング。ジャズの帝王、マイルス・デビスのクインテットのレギラー・ドラマーであったジミー・コブとの共演にもかかわらず臆せず自分の実力を出し切った情熱と度胸にアッパレ。ハードバップをアップテンポ、ミディアム、スローと演奏しているが彼女の魅力はアップテンポの曲をバリバリ吹きまくるところにある。NHKテレビの”トップランナー”にも出演し自らを語っていたがタンギングの上手さが彼女の特徴であるとよく言われるとのことだ。アップテンポの曲で切れのいいフレーズを吹くのはタンギングの技術が必須でこのアルバムでも「ボヘミア・アフターダーク」がベスト・トラックだ。この本場ニューヨークでのライブは矢野の大きな自信になったことだろう。ますますの成長に期待が膨らむ。それにしても、ジミー・コブは、マイルス・デビスの初ライブ盤として注目された1960年の『ブラックホークのマイルス・デビス』での演奏と変わらないすばらしくスイングするドラミングでビックリ。
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