2003年12月レコ発先行ツアーのレポート
<スイングジャーナル誌2004年2月号より>
「 ウンサン・ジャパンツアー」
韓国ジャズシーンを席巻する注目のボーカリスト、ウンサンが、今年の2月の初来日でジャズマニアたちを圧倒したのは記憶に新しい。興行の世界では 鬼門といわれる水曜日だが、クラブの出入り口でごった返す観客の多さにまず圧倒される。 前回からこの10ヶ月で更に更なる深みが加わったライブ、とにかくボーカリストとしての表現が自由自在である。
ささやくような歌声にも芯があり、その声量で一気に聞かせるアップテンポなナンバーでも実に巧みに抑制を聞かせている。ボーカリストとして相当厳しい訓練を己に科しているのが伺える。 4月7日に発売になるというアルバムの内容に期待が持てるコンサートだった。
<ジャズライフ誌2004年2月号より>
「ささらに進化した韓国最注目の歌姫 ウンサン・ライブ。アルバム「リリースの準備も整いつつある 今回の再来日」1曲目は店名と同じ「Body&Soul」大胆に崩されたアレンジで、強烈に歌詞が脳裏に刻み込まれた。アップテンポの曲でのスピード感も素晴らしく、改めて 彼女が「タダモノ」ではないことを印象付けるステージであった。
<ジャズ批評>岩浪洋三記 (2003年6月号より)
「ウン・サンとコリアンジャズに注目」
韓国系の歌手は日本の流行歌手を含め、特別のソウルと豊かなフィーリングを持った歌手が多いが、ウン・サンもグルーヴィなとても優れたフィーリングの持ち主であり、英語もしっかりしているし、日本のジャズ歌手の中においても高レベルを占めるだろう。「ラヴ・フォー・セール」「ノー・ムーン・アット・オール」「ザ・マン・アイ・ラヴ」などのスタンダードもうまいが、スティーヴィー・ワンダーの「スーパー・スティション」などしっかりソウルの感覚もつかんで見事に歌ってのけた。
若手の注目株であることは間違いない。早く日本でのアルバム・デビューを果たして欲しいものだ。